精密機器メーカー様へのプラダンケース導入事例を紹介します。
今回、プラダンケースをご採用頂いたメーカー様では、一部の製造工程を関係会社の協力工場にて行われていました。そのため、商品を半製品の状態で輸送する必要がありました。
写真に写っているのは製品の本体カバーです。これまでは、この本体カバーを新聞紙などで包み、市販のプラスチックコンテナに入れて、協力工場まで輸送しておられました。
しかし、コンテナ内での商品の固定が不十分であったため、輸送途中に商品同士が干渉し合い、カバー表面への傷、破損が多発し、問題となっていました。
そこで、商品を安全に輸送するために、製品サイズにぴったり合った緩衝材(固定材)と、プラスチックダンボール製の通い箱を製作することになり、そのお手伝いをさせて頂きました。
箱の仕様は、プラダンのC式コンテナに、発泡ポリエチレンフォーム製の固定材を配置した設計でご提案させて頂きました。固定材の各部屋(マス)の寸法を、本体カバーのサイズに合わせてタイトに設計しているので、固定材に商品を設置してしまえば、輸送時に商品同士が干渉して、傷や破損が発生する心配がありません。
導入後は、狙い通り、輸送途中での商品不良の発生が激減したとのことです。