医療機器用の梱包資材を段ボールからプラスチックダンボールに切り替えた事例を紹介します。
医療機器を輸送する際、これまでは段ボールケースに医療機器の付属品を雑多に入れて繰り返し使用していましたが、「①付属品の入れ忘れや、入れ方によっては収納できない」②「見た目が汚い」といった問題がありました。
(段ボール箱の画像が、これまでの状態)
どのようにすれば、問題を解決できるのか考えました。
解決策①:付属品を決められた位置に分かりやすく配置できるようにする。
付属品がどこに配置されるのか簡単にわかるように、サイズ、形状に合わせた仕切りを製作し、収納スペースを特定させました。
解決策②:材質の変更
衛生的に運用が出来るように、劣化しやすい段ボール(紙)から、耐久性が高いプラダン(プラスチック)へ材質を変更しました。
上記二つの解決策を取り入れ、製作した箱が画像の青い梱包箱です。新たに追加した仕切りによって、付属品の収納場所を特定させています。もし何も入っていないところがあれば、入れ忘れている付属品があるということに気づくことが出来ます。
また、付属品の配置場所が決まっているので、作業者による入れ方のムラもなくなり、誰がやってもきちんと収納できるようになりました。