板状の板金部品を関係工場間で輸送する際に使用する、通い箱を製作しました。
形状としては、ごく一般的なC式コンテナタイプの外装箱に、組み仕切り(1箱に部品が10個)をセットしたものになっています。
板金部品を出し入れする際、持ち上げやすいように、仕切りの上部には切り込みを入れる加工をしてあります。
従来はダンボール箱を通い容器として運用されていたそうですが、すぐに劣化するので、そのたびに買い替えが必要だったことや、段積みしておくと、箱が潰れて部品に傷が付く、あるいは、段ボールから発生する紙粉が不衛生といった問題があったため、今回、プラダン製の通い箱をご採用頂きました。
段ボールからプラダンに切り替えたことで、紙粉の発生がなくなりました。また、通い箱の耐久性がアップしたことで、買い替えの必要がなくなり、長期的な包材コストが減少しました。
ケース上部には樹脂製フレームを取り付けているので、安定して段積みを行えるようになり、製品に傷が付く心配もなくなりました。
段ボールケースを通い箱として運用されている方は、一度、プラダンへの切り替えを検討されてみてはいかがでしょうか?衛生面やコスト面でメリットが発生する可能性があります。