シート状の素材で、特に剛性のないものは、加工メーカーにて、紙管を軸としてロール状に加工されています。
その素材を使用していくと、当然最後に紙管が残ります。
この紙管ですが、サランラップの芯のような厚みの薄いものもあれば、直径20cm以上あるような分厚い大型の紙管もあります。
大型の紙管になれば、それ自体のコストもそれなりにかかるので、加工メーカーによっては自社で回収し、再びロールの軸として再利用するケースがあります。
今回は、この紙管の返却用途でプラダン製の通い箱を作製しました。
これまではパレティーナにいれて返却していたそうです。ところが、使用済みの紙管が発生する場所にパレティーナを移動させるのが難しく、実際は発生した紙管を別の場所においているパレティーナのところまで何度も往復して運んでいたそうです。
紙管を運ぶ作業が煩わしいので、作業改善のために紙管のサイズに合わせた通い箱を製作し、運用していくことを検討されました。
紙管を30本収納できるサイズで製作したところ、1000x820x500Hとそれなりに大きな箱になってしまいましたが、パレティーナと違って、人の手で持ち運びが出来るようになったので、使用済みの紙管が発生する場所での作業が可能になりました。
事例 No. | 0087 |
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目的・用途 | 保管・移動 |
材質 | プラスチックダンボール5mm |
サイズ | 1000x820x500 |