「工場での作業をより安全に効率良くしたい。」そのような作業員さんの声をプラダンで実現しました。
工場内に設置している洗浄槽を使用するとき、フタの開閉作業が発生します。しかし、このフタが金属で出来ているため、持ち上げるのが大変です。特に、女性の作業員さんには重労働でした。また、重量が重いと、足の上などに落としてしまった際に、けがをしてしまう可能性もあります。
そこで、金属製のフタをプラスチックダンボールで製作することになりました。プラダンなら金属に比べてとても軽量なので、開閉作業が楽に行えますし、足の上に落としてしまった時の、けがのリスクが小さくなります。
形状は、元々のフタが、L字型になっていたので、熱罫線を利用して、同じL字型に仕上げました。L字型を保持するため、熱罫線は固定仕上げです。
持ち上げた際に、プラダンがたわんでしまわないように、四方にPP製のフレームを取り付けています。
これで、取っ手も含め、オール樹脂製の洗浄槽フタが完成しました。
従来の金属製のフタと比べると、重量が5分の1以下になりました。軽いので開閉作業が簡単に行えると、ご好評を頂いています。
プラダンは様々な加工が可能です。身の回りのもので、重くて扱いにくいものはありませんか?プラダンに切り替えることが可能であれば、楽に扱えるようになるかもしれません。