作業工程で発生する廃材を一時的に保管するためのプラダン箱を製作いたしました。
形状は通常のC式コンテナタイプですが、箱の底面が2重になるように、スミセラーを取り付けた加工をしています。
この箱は作業員の方一人につき1台使用され、人の移動に合わせて箱も移動していきます。作業終了までの廃材が十分入るようにサイズ設計しているのですが、箱いっぱいに廃材が入ると、重量が20kg近くになります。そのため、作業の終盤、箱を移動させようとしたとき、特に女性の作業員の方には重いので、地面を擦って移動させることになってしまいます。地面との摩擦が生じてしまうため、底部がプラダンだけでは、すぐに穴が開いてしまいます。
そこで、スミセラーを地面との摩擦面側に取付け、底面を2重構造にすることで、箱の耐久性を向上させまることにしました。
1台あたりのコストは上がってしまいましたが、箱の寿命が延びたので、結果的には、コストダウンということになり、ユーザー様には喜んでいただいています。
私たちプラダンプロ.comは、様々な素材を扱っていますので、プラダンだけでは解決できない材質的な問題が発生したとしても、他の材質の素材を組み合わせるなど、ご希望に応えられるように、色々な解決方法をご提案させて頂きます。