ホーム > 通箱の導入を迷っている方に
通い箱(リターナブル資材)の導入を検討した経験はありませんか?
確かに、毎回の出費になる使い捨てのワンウェイ資材に比べ、何回も使用できるリターナブル資材(通箱)は、初期投資が必要なものの、長期的にはコストダウンにつながる可能性があります。
しかし、通い箱を導入し、メリットを生みだすためには以下のリターナブル方程式が成り立たなくてはなりません。この方程式を検証するだけでもかなりの労力を使うことでしょう。
リターナブル資材の導入にあたっては、クリアしなければならない課題がたくさんあり、なかなか踏み込めないというのが現状ではないでしょうか?
ワンウェイ輸送コスト |
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配送回数 × ( 包材費 + 梱包費 + 輸送費 ) |
リターナブル輸送コスト |
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包材費 + 配送回数 × ( 梱包費 + 輸送費 + 返却輸送費 ) + 紛失リスク |
包材費+梱包費 |
1. 個装箱をなくして、集合包装に切り替える発想を導入する。 2. 特に内装材に高額な緩衝材を使用している場合、リターナブル化しやすい。 |
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包材費 |
1. 初期導入コストは適性かつ妥当かの見極め。 2. 導入台数を何台にするか。( ⇒ 回転期間で計算) |
配送回数 |
1. 何回の使用に耐えられるか、耐久性の見極め。 2. 1回の輸送単位での入り数を改善もしくは維持すべき。 |
返却輸送費 |
1. 帰り便があれば、無視できるが、空箱返却時は要注意。 2. 空箱時に減容化できるか。(輸送コスト) 3. 輸入通関手続き(免税措置への対応) |
紛失リスク |
1. 忘れがちだが、無視できないコスト。 2. 紛失(転用)されにくい仕掛けになっているか。 3. 保管状況、使用状況を個別にタイムリーに把握できるか。 |
リターナブルサポートツール「RBM」のレンタル利用をお勧めします。「RBM」は国内外で使用されている物流容器や機器を適正に管理運用するためのサポートツールとして開発したASPシステムです。リターナブル資材にあらかじめ、バーコードもしくはQRコードを貼りつけ、専用のリーダーで読み込むことによって、リターナブル資材の情報(現在所在地、回転数、適正所有数量など)をデータベース化できるので、適正にリターナブル資材を管理運用することが出来ます。
このRBMを期間限定でレンタルいたしますので、リターナブル機器の本格導入を決定される前に限定数量、限定期間での導入実験を行ってみてはいかがでしょうか。その実験結果をRBMのCP(コストパフォーマンス)分析で検証して頂ければ、通い箱(リターナブル資材)導入時のメリットを目で確認できるので、より的確に通い箱の導入判断をして頂けます。